ビジネスの発展段階とは・その1

ビジネス・起業

おはようございます、薫です。

前回まで、ビジネスに必要な人格についてのお話をしました。その人格は3つあり、それぞれが衝突する立場にあることもお話ししました。

でも、だからと言って3つのうちの1つが欠けていたら、ビジネスは失速するのでうまくバランスを保っていく必要があります。

何事もものごとを始める時は、大変で軌道に乗せてしまえば簡単になります。

しかしながらビジネスは軌道に乗せても成長させるのがなかなか難しいのも現実です。

人間に成長段階があるように、ビジネスにもあります。

まずは、職人色がとても強く出ているビジネスの幼少期です。

この段階は、独立したてで、会社から解放され、嫌いな上司や同僚とかともお別れし、「やったー!」って言ってる時期です。(←ジョークではなく本当にそうと思います)

しかしながら、その夢心地な気分もすぐに終わり、現実が目の前に押し寄せてきます。

自分がやりたいと思っていたビジネスだけでなく、商品を販売しているお仕事であれば、あなたが商品を作り、あなたがオーダーを受け取り、あなたが振込を確認して、あなたが梱包して、あなたが発送します。

その後には、原材料の発注、商品の製作、仕入先への支払い、お客様対応、不良品があれば交換手続きなどなど、それはそれはたくさんのことをこなします。

でも、きっとこれが1日中何日も、何ヶ月も続いても苦にはならないでしょう。なぜなら、まだやる気に満ち溢れているからです。

これはとても良いことなのですが、この状態にあるとまさにビジネスの幼少期で間違いないと思います。

今は、商品販売事業を例にあげましたが、サービス業でも同じことが言えます。

またお客様からの評判も良いし、近しいお友達もあなたのビジネスを褒めてくれるかもしれないです。

そして、何より、この時期には職人が引っ張って行っているので、職人の特徴である「変化を嫌う」というのが顕著に現れ、このままの状態を維持しようとします。

しかし、ある時、仕事量がパンクすることになります。こうなった時が、幼少期から次の段階へ行く時期なのですが、そこについて気づいて行動を起こすか、それとも職人のまま同じ状態を保とうと努力するかで、ビジネスの成長度合いが変わってくるのです。

少し厳しく聞こえるかもしれませんが、事業を大きくするのが目的ではなく、職人として会社員時代と同じことをしていたい。と思うのであれば、本当は、会社員でいるままの方が良いのです。

なぜか?というと、起業家マインド、マネージャーマインドなくしては、ここから先は事業を大きくするのは難しくなってくるからです。

どういうことがビジネスをしていく上で必要か、この3つの人格をもとにこれから見ていきましょう。

今日もありがとうございました。

Photo by Dan Burtonon Unsplash

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