おはようございます、薫です。
さて、前回までで職人目線で下から見上げるように経営をしていくと、ある時、壁にぶち当たるということをお伝えしました。
初めてのマネージャーを雇ってみても、ビジネスに対する目線が職人のままだとこの壁を乗り越えるのが大変になります。
そこで、ヒントにしてもらいたいのが、世界レベルで成功している企業です。
例えば、マクドナルドやスターバックスもそうですが、これらの大企業というのは、大企業になったからあの経営ではなく、まだ規模が小さい時からあの経営方法だったから、あのレベルにまで到達したのです。
ということで、ビジネスを始める段階、もしくは行き詰まってしまった段階で、考えた方がいいことは、次のようなことです。
・事業が成功するにはどうするべきか?
・会社とは顧客に価値を提供する場所であって、その結果として利益が得られる
・最初に会社の将来像を確立し、それから現状を変えようとする
・ビジネスの全体像を考えてから、それを構成する部品を作る
・ビジネス全体を見渡す視点を持つ
・自分の描く将来像から逆算して現在の自分の姿を決める
・ビジネスの成長を図れる物差しを質を測るために持つ
これらを踏まえた上で、自分の顧客のニーズを感じ取りそれを満たしていく必要があります。
つまり、自分のビジネスは他の競合と同じスーパーの棚に並んでいるように比べられているので、どうやってお客様を引き付けるのかを考えるのです。
いってしまえば、商品よりも、お客様にどう提供するかが一番大切なのです。
というわけで、はっきりとどのようなお客様をターゲットにするのかが明確にならない限りは、どんなビジネスであっても成功は難しくなります。
次回は、もう少し具体的な話をさせてもらえたらと思います。
それでは、今日も良い1日を!
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