経営者は営業とスピード重視

ビジネス・起業

おはようございます、薫です。

昨日は、ビジネス経営者は一番賢くてはいけない。というお話をしました。

これは、私が唱えている説ではなくて、フォードの創立者もおっしゃっていることです。あの規模のビジネスを一人で築こうとしてもそれは無茶がありますよね。

というわけで、自分のチームを持つのが大切だという話でした。それじゃ、ビジネス経営者は何をしましょう?ということですが、次が大切になります。

顧客との信頼構築

新しい顧客を獲得するまでは、厳密には営業さんかもしれません。その後にお客様との信頼関係を気づくためにも、ビジネストップはお客様としっかりと交流をした方が良いと個人的には思います。

そうして得た信頼関係の中で、お会いする時に「最近、いかがですか?」「困ったことはありませんか?」と聞きます。

たいていの場合、「困ったことありませんか?」と聞かれると、「いやー、実は〇〇で。。。」と話をし始めてくださいます。

そして、どんどんお話を聞いていきながら、自社で出来ることはないか、今現在できないとしたら、どうしたらできるようになるか?を考えます。

お話を聞きながらなので、猛スピードで頭を回転させなくてはいけないのですが、聞きながら選択肢を考え、お客様のお話が途切れたところで、押し付けがましくないように「〇〇でしたら、お手伝いできますよー。」と話を持っていくのです。

スピード重視と実体験

というわけで、お客様のニーズは聞き出すことに成功し、「それじゃぁ、見積もりお願いします。」と言っていただいた日には、「やっぱりできませんでした」とは言えないので、お客様のところを出てからすぐに作戦を練り、期日までにお見積もりを提出します。

さて、またも私のケースで恐縮ですが、コネなし、資金なし、で12年前に始めたビジネスですが、最初のお仕事は某企業の工場を移管するものでした。そこで通訳者が7人から10人必要とのことで、もちろん、資金もなければ、派遣する通訳者も自分以外はゼロでした。

ただ、お客様には「○月から7人派遣可能です。」と断言しました。

もちろん、言葉を悪く言えばハッタリです。そこからが勝負開始。

通訳を集めるために、業界最高額の報酬を約束し、薄利で募集したところなんとか集まり、不足分に関しては、業務提携を他社にお願いして乗り切りました。

薄利でなぜ募集したかは、まずは社名をできる限りの方々に知ってもらうためです。評判が流れればお客は付いてくる。という考えからでした。

また、資金ゼロだったため、正直途方にくれました。いきなり初月から数百万円の支払いをしなくてはいけなくなったのです。そこで頼ったのはやっぱり数々のビジネス書でした。

そこには、お客様に頼み込んで支払いを早めてもらった例が挙がっていました。私は勝手に、相手は大手企業なので支払い日を速めてくれるなんてことはありえない。と思っていたのですが、そんなことはないのかも?と思い、お客様の総務部長と社長に直々に頭を下げてお願いしました。

そうしたら、案外、さらりと。「お互い様だから。」とあっさり受けてくださったのです。思い込みは必要ないってことですね。なんでも話してみる。コミュニケーションを取ってみることは大切ですね。

その他にも、確定申告が毎年頼んでいる事務所がきちんと処理をしてくれなくて困っている。というところもあり、日本語での説明をつける。という付加価値をつけて、承ったこともあります。これができるのも、「チーム」の一人がすこぶる有能な税理士だったためです。

「チーム」を組めると色々なビジネスの選択肢が広がるので、基本の基本です。

というわけで、今日のまとめ(?)は、

ビジネス経営者は、顧客との信頼関係を気づくこと、そして、スピード重視で仕事を取ってきて顧客に提供する。でした。

今日もお読みくださりありがとうございます。

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